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Staff Interview

ユニットリーダー 介護福祉士 M・M

ユニットリーダー 介護福祉士

M・M

2015年入職

入居者さんとかかわりながら、
リーダーとしてのマネジメント業務も行っています。

私は7年目からリーダー職に就きました。リーダーになる前は、目の前の決められた仕事を一生懸命やれば良かったのですが、リーダーになると介護や現場の業務に加えて、ユニットの運営管理(勤務シフトの調整や仕事の調整、働きやすい職場環境づくり)や、ユニット職員の育成やフォローなどの仕事が増えます。しかも、神の園ではユニットごとに大きな裁量が与えられているので、ほとんどのことが現場の自分たちしだい。正解がないんです。だからこそ、リーダーの力量が問われるんですよね。入居者さんとかかわりながら、リーダーとしてユニットのマネジメントもやっていくのはなかなか大変ですが、後輩職員が私にはリーダー業務もあることをわかってくれているので、夕方の空いている時間はそれに専念させてもらうなど、協力しあいながら一緒にユニットをつくっているという感じです。

自由な発想でより良いユニットケアをつくっていけることが、大きなやりがいになっています!

ユニットごとに与えられている「裁量の大きさ」は、とても重要なポイントです。ユニットの職員みんなで、自分たちのユニットをより良いものにしようと考えることができたり、それを実践するための工夫や業務の分担も臨機応変に行っていくことができます。例えば、車いすで自走される人も多いので、できるだけ見通しの良い広い空間になるよう家具の配置を変えたり。一人になりたい人や畳が落ち着くという人がいらっしゃる場合は、あえて目隠しとなるパーテーションを置いたりすることもあります。入居者さんのADL(日常生活動作)にあわせて、みなさんにとって安全で落ち着いた空間をつくり出すために、家具の素材や色などにもこだわりながらその都度ユニットの設えも自由に変更できるんです。
また、ユニット費も渡されているので、わざわざ上司の許可を得なくても現場で必要なものはスピーディーに購入することができます。おやつ費も1ヶ月に約1万円使用できるため、ユニットでパーティーをしたり、おやつ作りをしたり、そのユニットの入居者さんにあわせた催しの開催もできます。だから、枠にとらわれず自由な発想でアイデアを生み出すことができ、ユニット間での違いをつくり出せるんです。日々のあらゆることに職員の想いやアイデアを反映することができるのは、大きなやりがいになっています。

リーダー職を経験して、やりがいや楽しみの幅も広がり、より自分の色を出せるようになりました。

リーダーの仕事をするようになって一番うれしかったのは、後輩職員が自信をつけて、自主的に何かをやろうと提案してくれるようになったことです。私はリーダーなんてやりたくない…と思っていたタイプでしたし、後輩を教えたり育てたりするのもずっと苦手でした。でも、現場で経験を重ねていくうちに、いよいよ自分もリーダーを担わなければならないという立ち位置となり、しぶしぶ就任…。だから初めは苦手意識や不安な気持ちでいっぱいでしたが、一人ひとりにあわせて「この人にはこういう教え方がいいかな」と考えて接していく中で、実際に成長していくのを実感すると本当に嬉しい!それに、リーダーって堅苦しいものではなくて、自分なりのやり方でいいんだということもわかったんです。より自分の色を出しやすくなり、仕事のやりがいや楽しみの幅も広がりました。今、「リーダーはしんどうそう…」「自分には向いていない」と思っている人でも、いざなってみると、自分でも知らなかった才能が開花するかもしれません。私もリーダーになったからこそ経験できたことがたくさんあるので、引き受けて良かったと思っています。今介護職を目指している学生さんにも、将来ぜひ挑戦してみてほしいなと思います。

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